ギターチューニングのコツ

チューニングにはいくつかコツがあります。
ギターだけではなく、ベース、ウクレレなども同じです。
① 一本の弦だけを鳴らす。
複数の弦が鳴っていると、チューナーがそれらの音を拾ってしまって正しい音を判別できません。
他の弦をミュートして共鳴を防ぎ、一本だけ弾きましょう。
② 強く弾かずに、音を伸ばす。
強く弾くとチョーキングのように弦が引っ張られて、音程が上がってしまうので、必要以上に強く弾かないようにします。また普通の強さであっても、ピッキング直後はほんの少し音程が上がるため、音を伸ばし音程を落ち着かせてペグを回しましょう。
③ 音を上げながら合わせる。
ペグポストに巻かれている弦は、音が上がる方向へペグを回すと、巻き取られていきます。下がる方向へペグを回すと、巻きが緩んでしまい、チューニングが狂う原因となるので、正しい音よりも低い音から、少しずつ上げていって合わせます。上げすぎてしまったら、正しい音よりも下げて、再度合わせていきます。
④ 6弦から合わせる。
チューニング中にも、弦の張力によってネックは少し動いています。一本の弦をぴったり合わせても、続いて他の弦を合わせると、それまでチューニングし終わった弦は狂ってしまうのです。一番張力の強い6弦から合わせていけば、その狂いを最小限にでき、速くチューニングができます。
⑤ 全ての弦を最低2回は合わせる。
チューニング中にネックが動いて他の弦が狂うため、全弦のチューニングが終わったら、さらにもう一度全弦チューニングをしましょう。これで精度良いチューニングができます。
他にも様々な方法やコツがありますが、まずはこれらを守るだけでも、精度良く狂いにくいチューニングができます。ぜひやってみてください!
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